アルタミラ、ライブレポート

アルタミラ 　2004年6月12日　東京新宿　「ＨＥＡＤ　ＰＯＷＥＲ」

SAX：つぼ健 　KEYBOARD：紺野紗衣　ＤＲＵＭＳ：岸ケンイチロー　ＢＡＳＳ：真船勝博　GUITAR：仲田哲也

東京での「Ａｌｔａｍｉｒａ」ライブは１年半ぶり。
「ＨＥＡＤ　ＰＯＷＥＲ」は、地下２階が入り口と楽屋、地下１階がステージと客席という迷路のようなつくりの会場で、ＰＡブースが完備し、特にでかい音での演奏に最適なライブハウスであった。

照明チカチカ、スモークモクモクのステージで、ロックバンドやってるかんじで、はしゃぎ気味の気分。仲田以外は東京近郊のメンバーではあるが、紺野さん以外は関西系。いつも通りのボケボケ大阪トークを交えた、騒々しくも騒がしく、うるさいながらもやかましい、ど根性ライブとなった。

ご来場の関東地方の皆様（特に仲田にとってはなつかしい再会がたくさんあった！）、ありがとうございました。

	つぼ健ど根性サックスはますますパワーアップ。肉体も巨大化。相変わらずの関西弁ラウドボイスで、彼のまわりはつぼ健ワールド一色。大阪名物ｉｎ東京は吉本、阪神、つぼ健と言っても過言ではない勢い。
	真船勝博東京に引っ越して半年。はじめて親元を離れたそうである。「ひとりぐらししてだいぶおとなになりました。」というフレーズに青春を感じさせる。ど根性を秘めた骨太なベースも大人の味わいを加味。所属バンドのエゴラッピンがレコーディングとツアーで忙しいとのこと。おもわずがんばれとつぶやくのはなんか父親の気分。
	岸ケンイチロー彼のドラムとの共演ははじめて。東京移住して長いのだが、大阪時代はパーカッショニストとしてＴＥＮ－ＯＮによく来てくれていた。現在、東京、大阪行き来しつつ数々のバンドに参加しているとのこと。坪にはまったタイトなドラミングは、まさにど根性。
	紺野紗衣唯一の東京出身。今回のメンバーではつぼ健以外は初対面ということである。最初は３０億光年かなたからやってきた未知のバイブレーションを繰り広げる怒涛の関西あほらしボケツッコミ集団にとまどい気味であったが、リハ→飯→本番→打ち上げと繰り広げられた団体行動で、もう思いっきりなじんでいただいた。「これほど楽しそうに演奏する方を他に知りません。」（足立宗亮氏談）という格別な笑顔と強烈なダイナミクスにあふれるど根性プレイで大いに魅了してくれた。
	足立兄弟＆マネージャーさんＴＥＮ－ＯＮではおなじみ、超高速プログレアコースティックギターデュオの足立兄弟さん達が来てくれました。お兄さんの龍介氏は勢い余ってライブ乱入。