板橋文夫ジャズピアノワークショップ　 ２００４年６月２７日
サポート　張木浩司(bass)　副島正一郎(drums) 　

<初心者クラス＞

ジャズピアノ経験が浅い方のクラス。ピアノが全く弾けない方も何人か混る。
リズムを感じながら、体から湧いてくる本質的な音楽の楽しみを見つけようという趣旨で進んだ。
１コードで、４ビートあるいは８ビートのリズムを延々とループ。 ピアノ、ドラム、パーカッションを交代しながら全員でセッション。
ヴォイスも交え、時にはトランス状態。
板橋「ピアノはひとりで全部やっちまいがちなんだけど、みんなでひとつのものを作るってのを考えていったらいいと思うよ。」
＜経験者クラス＞

スタンダードを現代曲風にアレンジしたものをこの日のために用意した参加者。ドラムとのデュオで発表。
板橋「最初から作り過ぎなんだよ。もっと無意識な状態から出てくるものをつかまえて、その場で発展させなきゃ。人にまかす部分を作るのも大切。」 そのアドバイスをふまえ、ベースを交えて再度チャレンジ。
４ビートスタンダードをヴォーカル弾き語りで披露した参加者。ごきげんにスイングする演奏であった。
板橋「もっとやってよ」ということで、ドラムで演奏に参加。スネアやシンバルが倒れるほどの大熱演。 板橋「なんだか夢中になっちゃうんだよね」（場内大拍手）
自作のサンバ調の曲、ブルース等参加者が次々と披露。それぞれアドバイスを受ける。
板橋「左手がベースと重なっちゃだめ。ひとりでやってるんじゃないんだから。」
２コード循環ラテンビートで、全員参加してエンドレスセッション。