１９８２年発売のソロアルバム「渡良瀬」がCD化された記念として催された今回の大阪公演、 板橋氏新幹線単独移動のため、大量に持って来れず、CDはあっという間に売り切れ。 今回手に入れられなかった方はこちらへどうぞ。 １部は板橋文夫ピアノソロ。 おなじみの「スクワット奏法」（座る→中腰→立ち上がるの連続100回）にてピアノと格闘。 ダンパーペダルのきしんだキック音が大きく響き、ボディーブローの様に効いているのが伝わる。 ピアノが壊れるか、板橋の下腿三頭筋が切れるかのデスマッチ状態で、見事にストーリー性あふれる展開の演奏が繰り広げられた。 ２部は高野正明（パーカッション）とのデュオ。 高野はリズムでの応酬と共に、空間的な広がりを意識した独特の表現で応戦。 即興でのぶつかりあい以上の溶け合ったアンサンブルで会場を魅了した。 その後退場した板橋を再び呼び戻した客席。 延長戦は怒涛のいつ果てるともわからない５曲連続。 |