前回までは日を分けてたﾜｰｸｼｮｯﾌﾟとﾗｲﾌﾞを一気にやってしまおうというﾊｰﾄﾞな企画。中心の板橋氏のｱﾄﾞﾚﾅﾘﾝ放射を１日中うけた激動の１日でした。

１部　ジャズピアノワークショップ
ｻﾎﾟｰﾄ　田中倫明(per)　張木浩司(b)

3回目を迎えるﾜｰｸｼｮｯﾌﾟ。今回はﾋﾟｱﾉだけじゃなく、ﾍﾞｰｽとかｷﾞﾀｰなど他の楽器をやってる人も多く参加。それじゃ、ｾｯｼｮﾝのかんじでやろうと4ﾋﾞｰﾄﾌﾞﾙｰｽを中心にいろんな楽器をみんなで持ち替えて演奏。特に技術的なことではｺｰﾄﾞの7thの使い方などをつっこんでやりました。
毎回来てる小学1年生のY君。彼のｵﾘｼﾞﾅﾙ「おばけとひとだま」を板橋氏と田中氏の伴奏付きで披露。大胆な発想と緻密な構成に大拍手。
ﾍﾞｰｼｽﾄからの「ｿﾘｽﾄが自由になるためのﾍﾞｰｽの有り方は？」という質問には 「じゃあ、やってみよう」ということで質問者と板橋氏とのﾃﾞｭｵ開始。
「自分がもっと自由にならなきゃだめ。」「全部自分でﾘｽﾞﾑをつくろうとしちゃだめ。共演者を信頼して心の交流をすることが大事！ｺｰﾄﾞﾈｰﾑにたよった記号の音楽になってしまうとおもしろくない」というｱﾄﾞﾊﾞｲｽがありました。

２部　ライブ
前半　板橋文夫(p)　田中倫明(per)
後半　板橋文夫(p)　田中倫明(per)　張木浩司(b)　岩岡弘眞(g)　仲田哲也(g)

恒例の「ＴＥＮ-ＯＮの夜」から怒濤の演奏ｽﾀｰﾄ。最近板橋氏が旅をしたﾖｰﾛｯﾊﾟの印象から創った曲を経て、人類の発祥の地ｱﾌﾘｶ大ﾒﾄﾞﾚｰへとなだれ込む。既成の宇宙から離れた板橋ﾜｰﾙﾄﾞのめくるめく展開にいつもながらただ唖然、呆然。