ＪＡＷＡＮＧＯ　ＴＲＩＯ 岡本博文（g）　バカボン鈴木（b）　ヤヒロトモヒロ(perc） 2005年12月18日

ＴＥＮ−ＯＮではもうおなじみのバンドの登場。メンバーそれぞれと、お客さんも、もうおなじみ。リラックスしながらも、いつもどおり熱い気持ちと開放感が充満するごきげんなライブとなった。 さて、ここで、このバンドがＴＥＮ−ＯＮに登場するようになったいきさつを思い出してみる。 ＴＥＮ−ＯＮは１９９３年オープン、ホームページ開設が１９９９年である。なので、９９年以前の記録が無く、その当時の出来事やライブはうろ覚え状態である。 オープンしてしばらくして、インド人の知り合いよりシタールの田中峰彦氏を紹介され、インド音楽ライブを何度か開催している。 その田中氏が大阪某所でギターとデュオをやるというので観覧にかけつけた。 シャクティでのジョン・マクラグリンのようにあぐらでギターを弾いていたのが岡本博文その人であった。当時は金髪である。 岡本氏のバンドのライブが京都ＲＡＧであるというので観覧にかけつけた。メンバーにいたのがヤヒロトモヒロその人であった。 なお、そのバンドのドラマーは村上ポンタ氏で、リーダーの岡本氏よりいろんな意味でめだっていたのが印象的なライブであった。 その後、田中・岡本デュオライブをＴＥＮ−ＯＮで開催したりの間柄となっていく。 そして、１９９６年、岡本氏より、岡本(g)ヤヒロ(perc)とアルゼンチン人のグスタボ・グレゴリオ(b)によるトリオでＴＥＮ−ＯＮにてシークレットライブができないかという問い合わせが来る。何故シークレットなのか？は忘れたのであるが、大々的に宣伝して満員の中、メンバーも主催者もお客さんもまだまだはじける若さの当時である。秘密裏に燃えるようなライブを体感したわけである。 岡本氏は１９９８年、バカボン鈴木(b)参加、村上ポンタプロデュースで「ＪＡＷＡＮＧＯ」というアルバムをメジャーレーベルより発表するという快挙を成し遂げ、それを機にバンド名も「ＪＡＷＡＮＧＯ　ＴＲＩＯ」と統一される。 その後、岡本氏、ヤヒロ氏はその音楽的側面の多彩さを表すように、独自にいろいろな共演者を引きつれ、ＴＥＮ−ＯＮへの出演を続けている。その核となる「ＪＡＷＡＮＧＯ　ＴＲＩＯ」の継続と進化を祈らずにはおれない。