Ｏｋａｍｏｔｏ　Ｉｓｌａｎｄ 岡本博文(g) 佐伯準一(key) イスラエル・セデーニョ(b)　マーティー・ブレーシー（d) 2006年4月25日

生ギターで様々なミュージシャンとともに多彩な場面を見せ続けてくれている岡本が、 エレクトリック・ギターをひっさげ、自己のバンドを率いての登場。 この「Ｏｋａｍｏｔｏ　Ｉｓｌａｎｄ」、岡本自身相当入れ込んでいるようである。 いつもであれば、世間話も交えた爆笑おとぼけＭＣをはさみながらのなごやかライブとなるのが恒例なのであるが、今回はメンバー紹介、曲紹介以外は演奏に専念するといったタ イトなステージングからも、それはよく伝わってくる。 事前に６月発売の彼らのファーストアルバムのデモ音源を聴いてみたのであるが、リゾ ート感覚あふれる爽やかな曲とビートに、岡本の歌心たっぷり、哀愁のストラトが胸を うつという、フュージョン王道の作り。 それに加え、腰にくるファンク、格別なグルーヴのラテン、轟音が疾走するハードコア なジャズロック・・・。 もうあっという間の、胸がすかーーっとした２時間であった。