ＴＳＵＢＯ・ＫＥＮﾊﾞﾝﾄﾞ
2005年10月29日　沖縄県那覇市「ライブイン寓話」
つぼ健(sax) 屋良文雄(p)　津嘉山善栄(d)　ジーン・ケアロハ(b) 仲田哲也(g)
つぼ健(sax)

毎年恒例のつぼ健・沖縄ツアー。今年は那覇のジャズの老舗・寓話にてライブ。東京方面から一緒にやって来たファン、地元のお客さん入り混じり、満員の店内。
普段は静か〜なスタンダードセッションをバックにお酒を楽しむ雰囲気のお店であるが、この夜はいつもどおりのＴＳＵＢＯ・ＫＥＮファンキーワールド炸裂！

屋良文雄(p)

「寓話」のオーナー。アメリカ統治時代からジャズピアニストとして活動を始め、沖縄ジャズの歴史を作ってきた人。今はお孫さんが７人いるそうである。お店の開店から閉店まで、泡盛の水割りを飲み続けるスタイルはいつになっても健在。毎晩４合瓶をあけると豪語。いつ会っても「お酒を飲まないといいピアノが弾けない！」という話になってしまうのである。
津嘉山善栄(d)

沖縄ジャズ界を長年支え続けるベテランドラマー。「寓話」のハウスバンドの一員としても活動中。屋良氏とは異なり、お酒が飲めない。いつ会ってもコーヒーを飲んでいる。この日はライブ後のセッションも、のりのりでつきあっていただいた。
ジーン・ケアロハ(b)

ハワイの日系二世。普段はベース内で働き、ロックバンドをやっているそうである。「寓話」には初登場。平均年齢の異常にあがったこの日のバンドに、若いロックテイストを吹き込んでくれた。
仲田哲也(g)

屋良文雄バンドに参加していたのは、もう２５年前。屋良氏によく叱られたものである。その後もちょくちょく沖縄をたずねては「寓話」にてセッションさせていただいている。
ライブ後、泡盛を痛飲！なんだかおなかがすいたなと思っていたところへ、グッドタイミングで出していただいた沖縄珍味の数々。得に「ジーマーミー（ピーナッツ）豆腐」の奥深い風味。豆腐というより餅に近いクニュクニュした食感がたまりませんでした。