ライブ・ラリアット！　　　音楽教室選抜バンドのライブ
2007年10月21日

１１月３日、南米のピアノの巨匠、ウーゴ・ファトルーソがやって来る。（ヤヒロトモヒロ(perc)とのデュオ）
で、若干の資料がほしいということもあり、ＣＤショップへ。
ワールドミュージックのブラジルコーナーで探してみると、ミルトン・ナシメントのアルバムにハービー・ハンコック、ウエイン・ショーター等と並んで、ウーゴの名がクレジットしてある。

なるほどと思いながら、ちょっと目を左に向けるとメキシコ音楽コーナー。
そこで目にとまったのが、「メキシコの超絶ギターデュオ」と紹介されている１枚のアルバムである。

それが
「RODRIGO Y GABRIERA」（ロドリゴ・イ・ガブリエラ）。

男女のアコギデュオらしく、曲名を見るとZEPの「天国への階段」やらメタリカの曲やらが載っている。
え？んでメキシコ？超絶？？？・・これは気になって当然であろう。

英語風に言うと「ロドリゴ＆ガブリエラ」、略して「ロドガブ」と呼ばれているらしいこのユニット。
聴いてみると、強烈にパーカッシブなアコギスパニッシュメタルロックとでも言えば良いのであろうか。

超絶ギターデュオは数あるが、またまた発見！さっそうと仲間入りである。

男性の方がロドリゴ(Rodrigo Sanchez)で、メロディー担当。
スラッシュメタルをやっていたということらしいが、アル・ディ・メオラのかんじのミュートピッキングリフとメロディアスな高速プレイが非常に達者である。

女性がガブリエラ(Gabriela Quintero)。映像を見るととってもキュート。
彼女はリズム担当で、そのフラメンコを基にしたプレイは独創的で驚愕である。
フラメンコギターといえば、弦を激しくかき鳴らすラスゲアド奏法や、表板を指先で叩くゴルペ奏法があるのだが、彼女はそれを巧みに組み合わせ、複雑なリズムを、まるでカホンとギターのデュオの如く、荒々しくも刺激的に表現する。

ＣＤにはおまけでＤＶＤがついていたのだが、本人たちによる奏法解説もあり、お得感たっぷり。
ガブちゃんに練習しようねって言われると、その気になってしまう。

この「ロドガブ」、現在はヨーロッパを基点に活動しているようであるが、最近の全米ツアーでもSOLD・OUT連続の様子。ライブ是非見たい。
YOUTUBEあたりにも映像けっこうあります。


そんなこんなで、ライブ・ラリアット。
ＴＥＮ−ＯＮ音楽教室に所属しながら、各地のライブハウス等にても活動しているバンドが出演するライブである。

今回の出演は以下の通り。

初出場は、サックス・ＹＵＫＩＮＡさんを中心にダンサブルなサウンドで楽しませてくれたフュージョンバンド、「ファンキーハートループ」。
それと、クラシック基調で今回はラテン曲を中心に披露してくれた「税金」。なお、「税金」とは、音楽教室ヴァイオリン講師・金子とそのお友達のピアニスト・税所さんの２人組みで、その名前をくっつけたものである。

ファンキーハートループ	税金
ペポ・ブラジル	発汗倶楽部

前回の様子