ウーゴ・ファトルーソ(ピアノ,ヴォーカル,アコーディオン、パーカッション) 
ヤヒロトモヒロ(パーカッション)
 
2008年10月9
日  

南米を代表するピアニスト、ウーゴ・ファトルーソとヤヒロトモヒロ、昨年に続いて2回目のTEN−ONでのライブである 。
今回は7月にリリースしたふたりのアルバム「DOS ORIENTALES」の1ヶ月に及ぶ発売記念ツアーの終盤でもある。

昨年のライブが絶賛を浴びたこともあり、昨年以上、超満員のお客さんが集まってくれた。

冒頭、ヤヒロより「前半はMCをはさまず、CDの曲順通りやります。」

このアルバム「DOS ORIENTALES」、ウーゴのオリジナルを基本にその他ブラジル曲等で構成、 ラテンやジャズのエッセンスが詰め込まれ、ふたりの織り成す世界が繊細に表現された内容である。
ライブでは、個人的なエモーションも大いに強調され、よりパワフルな演奏であった。

後半は、ウーゴが「ここのピアノが気にいった。」ということで、特別に追加されたプログラムとして、ソロでの弾き語り曲からスタート。
その後も、より自由感を感じる内容で、ウーゴは、ピアノの他に、口笛、歌、アコーディオン、パーカッションと奔放に音世界を作っていった。

昨年に続き、最後は、熱狂とふたりのミュージシャンに対するリスペクトの中、全員でのスタンディング・オベーションとなった。


前回の様子