バンド道場・自作自演　　　DO IT YOURSELF!
2008年11月16日

１１月１０日、以前より大変気になっていたメキシコ出身の男女ギターデュオ「RODRIGO Y GABRIERA」（ロドリゴ・イ・ガブリエラ）の初の大阪公演があり、行ってきた。

心斎橋のライブハウスは、どこからこれだけの人がわいてきたのかと思うほどの通勤ラッシュ並みの超満員。
オールスタンディングという、体力と身長に自信の無い年配者には過酷な設定である。
ほとんどのファンが、コアなアコギフリークというよりは、のりの良いロックファンといったかんじ。もう１曲目から総立ち（オールスタンディングだからあたりまえか）大騒ぎである。

ふたりともナイロン弦アコギを使用。
メロディー担当の男性・ロドリゴ(Rodrigo Sanchez)は全てピックでの高速プレイを行う。
リズム担当の女性・ガブリエラ(Gabriela Quintero)の、ひとりでカホンとギターのデュオの如く扱う独特のプレイは衣服が振動するほどの衝撃力を伴い、圧巻であった。

曲は、ライブ時でも無駄なアドリブ的ギターソロは一切廃し、コンパクトなつくり。
しかし、延々のパーカッシブ・ソロを組み込むなど、聴衆をあおりまくり、エキサイトさせていく。
ラテンとロックを融合させた強烈なリズムに、シンプルなコード進行、超高速でありながらわかりやすいメロディーを載せるという、彼らの独特な演奏スタイルを基に非常に練りこんだものを感じたのである。


さて、１年ぶり２回目を迎えた、自作の曲を披露する音楽教室イベント「バンド道場・自作自演」である。
昨年の経験をふまえ、この道場を一番の目標にしてきた方も多かった模様。

ジャズやブルースを基本にしたバンド、ボサノバ弾き語り、ピアノソロ・・・多彩な作品が披露された。

今回の「もう一度聴きたい大賞」に選ばれたのは、強烈なインパクトで参加者を驚かせたＳＡＧＡＮＥ氏のアコギ・ソロ・パフォーマンス「雷神」。

曲名一覧 たま なおこのクリスマスソング 君と僕のウエイブ 秋模様 ＭＯＯＮ ＴＨＲＯＵＧＨ　ＴＨＥ　ＣＬＯＵＤ ルーム５３３ バラバランバ 病院の待合室 いなかのおばあちゃん Ｂトレイン キラキラモーニング 雷神 ライブ録音 春 ソファーの上のトロバトール くしざしムーン ＨＡＰＰＩＮＥＳＳ 星のしずく 夢の中 紅葉

前回の様子