アコギ祭（アコギ・ボンバイエ） 「夢を持て　アホになれ！」 　　　　　　　
05年3月20日

超絶デュオ・足立兄弟を迎え、徹底的にアコースティックギターにこだわったイベント。 昨年につづき２回目の開催。
連休中日ということもあり、関東方面からの参加者も交え、生ギターと共に、やたら長時間を、はめをはずしながら過ごした１日であった。

足立宗亮氏より「皆さんは音楽という一生つきあえる宝物を見つけたことを幸せに感じてほしい。」というまさに至宝の一言もあった。

１部：アコギ道場

音楽教室の生徒さんを中心に、中学生からお孫さんがいる方まで、幅広い年齢層の参加者があり、 ７０年代フォークソング、ボサノバ、シャンソン等、多彩な演目が繰り広げられた。
足立兄弟を迎えたライブでは、特に速弾きもテーマとなり、「スーパーギタートリオ」物も毎回登場しているが、 今回は、ジスモンティ作の「フレボ」にトリオで挑戦。無謀な酸欠奏法でのがんばりもあった。

特に印象に残ったのが、中学生と高校生による３人でインスト演奏された「SOUND OF SILENCE」。Ａｍadd9 系のわびさび風ボイシングを基調としながらも、非常にシンプルなアレンジと奏法により披露された。年配の人達からは、「ギターをはじめた頃のことを思い出し、ジーンときた」との声があがった。
ジャンゴ・ラインハルトを取り上げたバンドには、ウッドベース、ヴァイオリン、ブラシによるドラムも参加し、ジプシースイングを再現。
１部の最後は全員参加のエンドレスブルースセッション。足立龍介氏との猛烈速弾きバトルに名乗りを挙げた参加者も出現。