ジェフ・ベック道場 11年7月24日
本年秋、リターントゥフォーエバー（ＲＴＦ）が来日公演を行う。
メンバーを見ると、ＲＴＦとチックコリア・エレクトリックバンドとの混成バンドといったかんじ。
ＲＴＦがデビューしたのが1972年。
ジャズサイドからロックやラテンを取り入れたフュージョン路線であった。
一方、ジェフ・ベックが、ロックから大きく舵を切ってジャズやファンクを取り入れたインストアルバム「BLOW BY BLOW」を出したのが1975年。
当時、ジェフ・ベックはＲＴＦの中心メンバーのひとりであるスタンリー・クラークと共演したりするなど、ジャズ・フュージョン人脈への突入を果たしながら、自らのスタイルを切り開いていったのだ。
私事ながら、1975年は多感な高校生。
この頃夢中で聴いた先鋭な音楽とは、一生のつきあいとなっている。