板橋文夫トリオ 板橋文夫(p) 瀬尾高志(b) 竹村一哲(ds)　ちょこっとだけ仲田哲也(g) 2011年4月22日

ＴＥＮ−ＯＮではソロ公演の多い板橋文夫であるが、今回はレコーディングを終えたばかりというトリオでのライブである。 ベース・瀬尾、ドラム・竹村共、若い実力派で、特に竹村は２１歳、渡辺貞夫グループのツアーを終えたばかりということである。 このバンドに対する期待も大きく、満員の聴衆が集まる中スタート。 演目は板橋と瀬尾の曲が中心。 このバンドはビッグネームのピアニストを支える堅実なリズムのトリオ・・というかんじとは全く違い、３人の技術、個性、感性が相互に科学反応を起こしながら爆発するといった、かなりすさまじいものである。 フリーフォーマットも交えた多彩なリズムが行き交うのだが、特に、４ビートモードジャズ的な場面では、こんなかっこよさや快感を感じるのははじめてというくらいの強烈な印象を持った。 ギターが参加してのセッション曲は「がんばんべえ東北」。 板橋氏が急遽リリースした、被災者支援ＣＤの中の１曲である。 直前に渡されたシンプルなコード進行を持つ譜面と「この曲はがんばって弾くんだよ！」という板橋氏のことばに、ストーンズ風のハードロックのイメージが浮かび、ストラトにて参戦。 大きなテーマを持つ曲だけに、プレッシャーも大きかったが、共演して感じたのは、このバンドの持つ個人的な表現に対してのとてつもない寛大さである。 前回の様子 前々回の様子 前々々回の様子 前々々々回の様子 前々々々々回の様子 前々々々々々回の様子 前々々々々々々回の様子 前々々々々々々々回の様子 前々々々々々々々々回の様子 前々々々々々々々々々回の様子 前々々々々々々々々々々回の様子 前々々々々々々々々々々々回の様子 前々々々々々々々々々々々々回の様子 前々々々々々々々々々々々々々回の様子